リフォームプランナーのはhanatomoです。
今回は、リクシルのキッチンをご紹介します。
リクシルは、2011年にトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ、東洋エクステリアの5社が統合したメーカーです。
西新宿にあるショールームは、そこに行けば、家一軒出来てしまう程の建材が展示されています。
こちらは、キッチンメーカーのサンウエーブやINAXで展開されていた、キッチンの技術やエッセンスが統合されていると言えるでしょう。
トクラス・クリナップについては、下記の記事をご参照ください。
リクシル(LIXIL):セラミックカウンター

リクシルと言えば、「セラミックのカウンター」という程、セラミックが代名詞になりました。
確かに、リシェルSIシリーズが出た時は、衝撃的(大袈裟かも?)でした。
クライアント様からの希望で、こちらのキッチンをいち早く納品したことがあります。
高熱で焼成するセラミックは、焼物の質感や釉薬の風合いなど、人工大理石にはない独特の表情を醸し出し、唯一無二のカウンターという印象でした。
それまでは、サンウエーブやINAXの、どちらかというと使い勝手重視のキッチンを提供している感じでしたが、グッとモダンな印象になりました。
陶器で定評のあった、INAXの技術がタイルやエコカラット、そしてセラミックと、時代のニーズを踏まえたメーカーとしての姿勢が伺えます。

熱・傷・汚れに強く耐久性にも優れているので、美観と機能を兼ね備えています。
採用したいアイテムですね。
ハイブリットクォーツシンク
また、シンクも必見!です。
ハイブリットクォーツシンクは、クォーツ(水晶)とアクリル(樹脂)を配合した新素材で、耐衝撃性・耐摩耗性・耐汚染性に優れています。
高度が9Hと5Hの人工大理石よりも硬いので、シンクの傷も経年劣化が少ないと言えまね。

シンクについては、作業をスムーズにする、「ひろびろWサポートシンク」が特徴的です。
平面的にも立体的にも、カウンター面を有効に使うための工夫がされています。
セットされているプレートを有効に活用できれば、調理の時短が可能です。
個人的な感想ですが、どちらかというと料理好きの方に向いていると思います。
何品も品数を作る方向け・・・かもしれません。

キャビネット:らくパッと収納
キャビネットは、「らくパッと収納」がサンウエーブ時代から受け継がれている機能です。
テコの力を応用し、斜めに傾く扉は少ない力で開閉できます。
包丁やボウルなどを楽に取り出せるので、同時の作業が多い調理には有効ですね。
また、キャビネット本体は、ステンレスを選択できるようにもなっています。
オプションなので、お値段UPになりますが、クリナップ同様、清潔感を保てる収納です。


扉は、高級感漂うUV塗装仕上げや木目の突板から、セラミックカウンターと一体化出来る柄の
シート貼のものなど、多種そろってます。
LIXILの室内ドア、ラシッサDやクリエカラーともコーディネートできるようなラインナップ。
お部屋全体のトータルコーディネートも可能です。

レンジフード:よごれんフード
レンジフードは、普段はフッ素塗装の整流板を拭くだけの「よごれんフード」が一押しです。
オイルトレーと回転ディスクは、3か月に一回のお手入れでOKです。
今までご紹介してきたメーカーのレンジフードは、それぞれのメーカーでお手入れが簡単にできる工夫されていて、メーカーの力のかけ方が見受けられます。
レンジフードのお掃除はためやすいものですが、これならお掃除もしやすいですね。


リクシル(LIXIL)のキッチン、メインの3シリーズ
◎機能とデザイン調和で、リビングキッチンが完成する最上位モデル
【リシェルSI】
◎選定の幅とコストを抑えつつ、必要な機能を備えたスタンダードモデル
【 アレスタ 】
◎洗練されたデザインはそのままに、ベーシックな機能だけをそなえた
【 シエラ 】
★LIXIL HP:株式会社LIXIL | 住まいと暮らしの総合住生活企業
リクシルのキッチンの『ウリ』をご紹介しました。
次回はパナソニックをご紹介します。
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