リフォームプランナーのhanatomoです。
前回は、キッチンメーカーの中で人造大理石のカウンターに定評のある「トクラス」をご紹介しました。
今回は、ステンレスカウンターに定評のある、「クリナップ」をご紹介させていただきます。
クリナップ
1973年、日本で最初にシステムキッチンを製造・販売し、さらに1960年よりステンレスのシンクを採用している歴史のあるメーカーです。
クライアント様をショールームに案内する時、キッチンのカウンターはメーカーを選定する大きなポイントになります。
トクラスの人造大理石のカウンターをご紹介し、その比較としてクリナップのステンレスのカウンターをご紹介するようにしていました。
新宿のショールーム同士が近いということもあり、こうした流れになることが多くあります。
ステンレスカウンター

画像引用:クリナップHPクリナップ株式会社 | STEDIAカタログ | カタログビュー (catalabo.org)
ステンレスは、鉄に一定量以上のクロムを含ませて、腐食に耐性を持たせた合金鋼です。
汚れ、錆、臭いがつきにくいため、いつもキレイにキッチンを保つことができます。
また、耐熱性も高く、錆びにくいので、火や水を使うキッチンの素材としては、とても適しています。
表面の傷は、被膜により自然に再生する性質があるとのこと。
衛生面でも安定したキレイさを保つことができますよね。

画像引用:クリナップHPクリナップ株式会社 | STEDIAカタログ | カタログビュー (catalabo.org)
またクリナップは、ステンレスをカウンターのみならずキャビネットにも採用しています。
おすすめのシリーズは、「クリーンレディ」でしたが、2018年9月に廃盤となり、新しく「ステディア」というシリーズ名になりました。
こちらがクリナップの主力になっています。

画像引用:クリナップHP クリナップ株式会社 | STEDIAカタログ | カタログビュー (catalabo.org)
ステンレスの他に、カウンターにセラミックやコーリアンを採用しているので、選択範囲は増えました。
セラミックカウンターはリクシルが2015年にリシェルSIに採用し、機能性とデザイン性に優れた素材として話題になった素材です。
クリナップもスペイン・コセンティーノ社のデクトンを採用しているので、ここ5年で普及していることが分かります。

ステンレスシンク
シンクは、レールのような形状があり、ゴミや汚れが流れやすい形状となっています。
この「流レールシンク」は水の流れでゴミを排水口に集めるしくみです。
さすが、ステンレスの加工も一味違いますね!

排水口もシンクと継ぎ目のない排水口で、汚れがたまらないようになっています。

洗エールレンジフード
レンジフードは、ボタン一つでフィルターとファンの汚れを自動で洗浄できる「洗エールレンジフード」がおススメです。
2か月に1回、給湯トレイにお湯を入れてボタンを押すだけで、お掃除できてる優れモノです。
余談ですが、グットデザインも受賞してます。

ステンレスの扉面材
扉は木目や塗装調のシートが今どきのデザインですが、このメーカーのおすすめは、class1やclass2のステンレス扉です。
実際ショールームで見ると、ステンレスの高級感が漂い、目を引きました。
予算があれば、検討したい面材です。

クリナップのキッチン、メインの3シリーズ
★クリナップのキッチン、メインのシリーズは3タイプです。
◎コンパクトでいながらインテリア性の高いベーシック機能装備 【rakuera】
◎ステンレスキャビネットなどの基本性能の充実のスタンダードな【STEDIA】
◎最高級ステンレスキッチンで家具のような設えの 【CENTRO】
他、コルティは賃貸アパートなど予算を抑えたい場合に採用してます。
クリナップのショールームに是非足を運んでみてください。
ステンレスキッチンの良さを実感できますよ。
★クリナップHP
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