Sanitaryを素敵にリフォーム:ユニットバス・メーカーの『ウリ』トクラス編

sanitary

こんにちは!
前々回からユニットバスについて記事にしています。
今回は私のお勧めのユニット・メーカー、トクラスの『ウリ』をご紹介します。
ところで最近、こんな記事がありました。

トクラスのユニットバスも、人気のインテリアテイスト『ラスティック』や『エリソンナチュラル』に対応できるような壁柄やブラックの小物を追加したとのことです。
2021年5月10日発売と発売されたばかりで、とってもタイムリーです♪

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トクラス VITAR(ヴィタール)
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【収納棚】ブラックが追加

ラスティックとは、
素朴な、飾り気のない、温もりあふれると言う意味をもつ。
むき出しの梁やレンガなど建物の構造材や、手作業の跡が感じられる素材を楽しむインテリアスタイルです。 明るいトーンでまとめれば、カントリー調になり、重厚なトーンでまとめると、ヴィンテージ感が強くなります。

エリソンナチュラルとは、
エリソン・ナチュラル」とは、白・ベージュ、グレーをベースに、ブラウンや黒をアクセントとして加えたナチュラル感を重視したインテリアスタイルで、その上品かつ暖かみのある雰囲気が人気です。

トクラスの壁パネルの柄は、どちらかというとオーソドックスなものと、独特の遊び心があるものの、2パターンに分類できるような印象でした。LIXILのような素材の高級感を打ち出したものとは違う印象です。
今回、インテリアテイストを明確にして、より心地の良い居住空間の提案を目指しているのが伺えます。
マンション用のVITAR(ヴィタール)は壁柄が21種類と比較的少なめですが、少ない分、選びやすいという利点もあるのかなと思います。

トクラス(TOCLAS)

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トクラス YUNO

キッチンの記事でも書きましたが、人造大理石で定評のあるトクラス自社で開発した人造大理石を使った注型製法の『エクラン』は1984年に発売されました。

注型製法
型にゲルコートを塗布したのち、上下の型を組み合わせて樹脂を流し込み、しっかり時間をかけてじっくりと固めていく製法。ゲルコートを重ねて成形することにより表面にしっとり滑らかな肌触りと耐久性が生まれ、長く使い続けることができるバスタブです。

以前は既製品のユニットバスでバスタブに人造大理石が標準装備されていたのは、トクラスだけだという認識でした。私はショールームで人造大理石の滑らかさを実感したので、FRPのバスタブが、プラスチックののっぺりした感触に感じられました。
それ以来、次にリフォームするなら人造大理石のバスタブを採用したい、、そしてコストパフォーマンスもよい、トクラスの人造大理石のバスタブにしたい思っているのですが・・・まだ実現しておりません(笑)

ユニットバス主力ラインナップ

ユニットバスの主なラインナップは以下になります。

YUNO(ユーノ)(戸建住宅用)
every(エブリイ)(戸建住宅用)
VITAR (ヴィタール)(マンションリフォーム用/低床用)

上の3シリーズです。
シンプルで、わかりやすいラインナップですね。
TOTOLIXILと比較するとラインナップは少ないのですが、品質の良さを『ウリ』にしていると見受けられます。

ショールームでスペックの確認すべきポイントは・・・

トクラスも種類が豊富で、戸建住宅又はマンション、新築又はリフォームかで選定していきます。サイズによっても選定できるシリーズが決まってきます。
VITAR (ヴィタール)は、1418というサイズが最大なので、マンションリフォーム用で1418より大きいサイズ、1616サイズ以上の場合は、YUNO(ユーノ)every(エブリイ)の階上用になります。
こちらもユニットバスを入れる建物の種類とサイズを踏まえて、以下の選定項目を重点的にチェックしてみてください。

浴槽の形状(ブロッコ・ドルゴ)
人造大理石の浴槽の素材感(エクラン・スターク)
高断熱浴槽
スミらくフロア(YUNO)・やわらぐフロア(VITAR)
eシャワー
サウンドシャワーe(YUNO)

まず、この6点は、トクラスのユニットバスの最初に確認すべき項目であり、メーカーの『ウリ』です。

浴槽の形状シリーズにより選定できる形状のバリエーションが様々です。
YUNOのラインナップは、エルゴタイプブロッコタイプの2種類から選べます。
エルゴタイプは、エルゴノミクス(人間工学)に基づいたデザインで、バスタブ内も洗い場も広々と使えるようにカーブを描いたようなデザインです。バスタブ内にはマルチステップ(1216はなし)があり、半身浴もできます。全浴室ゾーンは約690mmもあり、1717サイズと同等も広さでゆったりと湯舟につかることができます。
ブロッコタイプは、直線を基調としながら側面から内側につながるやわらかな曲線が特徴のデザイン。バスタブからエプロンまで、一体感のあるデザインが浮遊しているような印象を与え、視覚的に開放感のあるバスルームとなります。もちろん、身体にもフィットする形状なので、くつろいで入浴できます。1616サイズ以上はステップありも選定できます。

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浴槽の形状 左:エルゴタイプ 右:ブロッコタイプ

このブロッコタイプは、浴槽のデザインとして美しく、また、今までのFRPのユニットバスとは違う高級感と重厚感を感じました。
それで、トクラスの人造大理石の品質を改めて認識したのです。
ショールームで実際に入って、触ってみてください。
ユニットバスの概念が変わるかもしれませんよ(笑)

every
のラインナップは、3Dエルゴデザイン。人間工学に基づき、1616以上では、バスタブの幅は約720mm、洗い場の幅は約900mmを確保。バスタブにゆっくり浸かり、洗い場でのびのび洗うことができる設計です。1216サイズも洗い場の幅を約900mm確保しています。

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every浴槽の形状 3Dエルゴデザイン】

VITARのラインナップは、ブロッコタイプです。
バスタブとエプロンが一体で美しいデザインでスタイリッシュなバスルームを創造できます。

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VITAR ブロッコタイプのバスタブ

またVITARは、1216サイズでもゆったり入れるように、立面角度を起こし、配管スペースを工夫して側面の長さを確保。側面の長さが約1016と業界最大クラスとなっています。
LIXILも同様でしたが、1216サイズの浴槽内の長さを確保する設計がされていますね。
恐らく、既存マンションのユニットバスが1216や1218タイプの場合が多く、ユニットバスだけリフォームする事例が多いのだと考察します。
1216だと、バスタブの中で足を曲げなければならないので、リフォームで1416や1418サイズへのサイズアップをご希望になる方が少なくありません。
TOTOもっと広がるWBシリーズのようなサイズのバリエーションが多いユニットバスから選定することで、ユニットバス本体のサイズアップをして、浴槽の長さ大きくする方法もあります。
しかし、トクラス人造大理石をご希望の方で、1216サイズを入れる方には、このような寸法設定は嬉しいですね。

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VITARの1216 バスタブの底辺寸法図

『人造大理石の浴槽の素材感』ですが、トクラスではエクランスタークの二つの人造大理石の素材感を体験してみてください。また、LIXILの人造大理石の浴槽と比較してみるのもよいかと思います。

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人造大理石 エクラン

エクランは、YUNOグランデの標準仕様で、トクラスオリジナルの人造大理石9mmの樹脂層を重ねて成形しています。ゲルコートが熱に強く、汚れを落としやすくしていますし、また、頑固な汚れや浅い傷は、クリームクレンザーで軽くこすり洗いをすれば、リニューアルできます。
エクランには、エクラングレイスを基準に、バスタブの形状によりエクランレガリアエクランクオリアという上位仕様があり、バスタブの形状により選べる仕様が決まっています。それぞれ人造大理石の模様があります。
また、ブロッコタイプにはマットエクランというマーブル調のマットな質感の人造大理石もラインナップされているので、そちらも是非、ショールームで実物の素材感を確認してみてください。

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人造大理石  左から エクランレガリア、エクランクオリア、エクラングレイス
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人造大理石  マットエクラン

スタークは、YUNOベースの標準仕様で、熱温性や汚れに強く、耐久性に優れた人造大理石です。VITAReveryも同様にスタークが標準仕様です。
VITARエクラングレイスのバスタブに変更することもできますが、オプションとしてコストがアップするので、注意が必要です。

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人造大理石 スターク

『高断熱浴槽』は、バスタブを包む断熱材や空気層と断熱合わせフタで5時間経過しても約2.5℃以内の低下の、保温性がある仕様です。TOTOLIXILの4時間で約2.5℃以内の低下より、さらに保温性がありますね。

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高断熱浴槽の構造

『スミらくフロア(YUNO)・うつくしフロア(every』・やわらぐフロア(VITAR)。
それぞれのシリーズでフロアパターンが違いますが、どのフロアも清掃性、耐久性に優れています。

YUNOのスミらくフロア
は、フロアの溝に水を引き込んで、速やかに排水溝に水を誘導するフロアパターンを持つ床材です。また、油をはじく撥油成分が施されているので、皮脂の汚れが落ちやすい表面加工となっています。水はけがよく、カビが発生しづらい床材です。入隅の目地にたまりやすい汚れは、壁と床の取り合いを床から50mm上げることでたまらないように工夫されています。
床のお掃除がラクラクならば、いつもきれいなお風呂に入れそうですね。

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YUNO スミらくフロア

everyのうつくしフロアは、細い2本の溝が水を誘導して、排水口に流す構造です。汚れはたまりにくいので、週一回、中性洗剤を付けたスポンジやブラシでこすり洗いし、毎日のお手入れはシャワーでながすだけでOKと簡単です。

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every うつくしフロアW

VITARのやわらぐフロアは、独立気泡のクッション層で熱が逃げないように、38mmのガード層で下からの冷気をシャットアウト。足を入れた時に冷やっとしません。
また、清掃性については、水がたまりにくいフロアパターンで、乾きやすく汚れがたまりにくい構造です。
もう一つ追加の項目として、VITARの床排水口は、細い長方形の排水口が特徴的です。
排水口は、通常100㎜程度の長方形か正方形なので、VITARの排水口のように細長いコンパクトのものは、お掃除も楽でお勧めです。

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【VITAR やわらぐフロア】

『eシャワー』は、シャワーヘッド中央の旋回流シャワーと外側のストレートシャワーの組み合わせで、毎分約7Lの低流量でも快適な浴び心地で約30%の節水ができる、シャワーヘッドです。TOTOのエコアクアシャワーと同様な構造ですが、メーカーは日本のメーカーのKVKです。恐らく、TOTOよりコストは低いと思います。
eシャワーは、YUNOeveryの標準仕様です。オプションでTOTO製エアインシャワーコンフォートウェーブシャワートクラス製浄水シャワーを選定できますが、金額はUPします。
VITARのシャワーの標準仕様は、樹脂製のスプレーシャワーでTOTO製です。

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【eシャワー(KVK製) 構成】
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【浄水シャワー(トクラス製)・内部カートリッジ】

シャワーヘッドについては、トクラスオリジナルのものは、浄水シャワーだけで、TOTO製KVK製になっています。
あくまで個人的な感想ですが、シャワーヘッドについてはあまり力を入れてないのでは?と思いました。
もともと、TOTOLIXILが自社で水栓を作っているので、比較するとどうしても自社製品として弱いのかな・・・あくまで主観ですが。
ですので、シャワーヘッドについては、竣工後でも交換が容易なアクセサリーのため、最初は標準のものにしておいて、後々ベストなものに交換してもいいかな、と思います。
最初はコストをかけないおく、というのも一つに選択です。

『サウンドシャワーe』は、お気に入りの音楽が楽しめる『浴室音響システム』です。YUNOの標準装備となっているので、トクラスならではの『ウリ』です。
洗面所側の壁に入力ボックスを設置して、音源機器を入力コードに接続するだけで、お好きな音楽やラジオを聴くことができます。ほとんどの電源機器を接続でき、リモコンで浴室内から操作が可能と簡単です。
お風呂好きな方はより楽しいお風呂タイムを過ごすことができそうですね!
また、everyVITARはプラス30000円(定価・税抜き)のオプションで選定できますので、気に入られた方はお採用してはいかがでしょうか。

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【サウンドシャワーe・構成】

設計上の注意点

トクラスVITARがマンション用で、ボルト脚高さ210mm250mmと低床のラインナップになっていますが、TOTOLIXIL と比較すると34mmから21mm程床高さ高くなります。
TOTO編でも書きましたが、マンションをリフォームする場合、床の高さを上げてユニットバスと洗面所の高さを同じにして、バリアフリーにする場合は、床の高さを約210mm上げなければなりません。TOTOと30mm前後の差ですが、住宅の場合、天井の高さを考えると意外と大きいものです。
ですので、ユニットバスの床高さも含めて、他のメーカーとも比較して、設計者や工務店と相談して選定することをお勧めします。

以上、Sanitaryを素敵にリフォームは、ユニットバス・メーカーの『ウリ』トクラス編でした。
では、また~♪

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