【Material アレコレ】：tomita TOKYOショールーム訪問記

リフォームプランナーのhanatomoです。

このブログは、お客様に好評だった提案をご紹介しつつ、これからリフォームを検討する皆さんのお役に立てるようなコンテンツを配信しています。
今回はトミタのショールーム訪問記を綴ります。

Material アレコレ：tomita TOKYO (トミタ　ショールーム)訪問記

tomita TOKYO ショールームについて

東京・ 京橋エドグランにある、tomita TOKYO ショールームの外観です。

いきなり夜景ですが、こちらは以前伺ったときの写真です。
（今回、外観を写してませんでしたので・・・）

トミタは、１９２３年東京・京橋に襖紙や掛け軸の表装に使用する布地を扱う企業として創業したそうです。１９６４年にはオリジナルの壁紙コレクションを発表し、海外の輸入壁紙も取り扱うブランドに成長していきました。
このブランドストーリーは、以下トミタのHPをご覧ください。

TOMITAについて／株式会社トミタ (tominet.co.jp)

国産とは一味違う美しい輸入壁紙は、眺めているだけで心が弾みます。
また、社会人１年目の時にトミタのオリジナル壁紙を見た時から、心惹かれるものを感じていました。
かれこれ３０年の月日が経ちましたが・・・（苦笑）
より一層、魅力的な壁紙を提供してくれるブランドで、私のお気に入りです。
京橋のショールームは、一時期、京橋地区の開発により閉店してましたが、２０１６年にtomita TOKYOとして、京橋エドグランと共にオープンしました。
壁紙、ファブリック、装飾類などが豊富なショールームです。

写真は、ショールームの２層の高天井です。
壁に設えた装飾フレームの中は、様々な壁紙で彩られています。
所々、小物が配置されていて、住空間を彷彿させる設えです。

トミタオリジナル壁紙　Collage

今回、私が心惹かれたのは・・・トミタオリジナル壁紙『Collage』です。
その中の『Daydream』は、アルミ紙にレーヨンの紗を貼り合わせたベースにデジタルプリントを施したものです。

センスの良い、色彩豊かなカラーパレットのような壁紙はお部屋を明るくしたり、落ち着かせたりと素敵にチェンジすることが可能です。

施工例の様にアクセントウォールとして空間に彩りを与えますが、彩度が抑えられているので住空間に馴染むと思います。
下記画像のようにＴー００３は茶系のウォールナットやブラックチェリーなど、温もりが感じられる木と相性がよさそうです。

Ｔ－００４は、例えばグレイッシュな空間に合わせてはいかがでしょうか。
木に合わせる場合は、グレーや白系のフローリングと合わせれば、スモーキーな空間を演出できます。

例えば、以下のフローリングに合わせてはいかがでしょうか。
下記の画像は、朝日ウッドデック、ライブナチュラルプレミアムシリーズのMOMENTです。
オークに着色した、イマドキのスタイリッシュな床材で、相性が良いと思います。

海外輸入の壁紙　BORASTAPETER　(ボラスタペーター）

海外輸入の壁紙では、BORASTAPETER　(ボラスタペーター）という、スエーデンのブランドをピックアップします。
根強い人気の北欧テイストを素敵に取り入れることができる壁紙です。

下記画像は、SCANDINAVIAN DESIGNERS3（スカンジナビアンデザイナー３）コレクション、M．Ｉ．Ｔという壁紙。
フィンランドが生んだ世界的なデザイナー、アルヴァ・アアルトのデザインです。単純なグリットのデザインですが、グリットのバランスと色合わせが北欧のテイストを醸し出しています。

曲線で構成された白木の家具にマッチして、濃い色の壁紙がモダンな印象を与えています。
お色は６色、不織布壁紙で、下地素材の種類により不燃・準不燃の認定が受けられます。

下記画像は、フルーツを半分に切ったような植物の標本の柄、FRUKTLADA（フルクトラーダ）という壁紙です。
デザイナーはスティグ・リンドベリ。スエーデンの陶器メーカー、グスタフスベリのデザイナーとして有名ですよね・・・
陶器のみならず、インテリアとしてもユニークな柄で、キッチンやパントリーの壁面に使ったら、楽しくお料理できそうです。
こちらはお色が3色のラインナップで、ショールームで実物をご覧いただければと思います。

下記画像もスティグ・リンドベリのでデザイン、POTTERY（ポテリー）。
カップやグラスなどの曲線の中に顔や手がさりげなく描かれています。
曲線が動きを与えているので、ずっと見ていたくなるような、そんなデザインですね・・・

壁紙は黒・ベージュ・グレーの色使いが絶妙で、彩度を抑えた空間に馴染む色調です。
黒色がベースなので、モダンで大人っぽいお部屋にしたい方におすすめ。
ダイニングやプライベートルームのアクセントウォールにいかがでしょうか。

下記画像は、GRAZIA(グラツィア）。
丸みを帯びた花や葉の中に女性の顔がさりげなくデザインされていて、スティグ・リンドベリのユニークな表現に感心してしまします。

グレーの地に白のラインは、壁面全体として見た時は一体の模様となるので、大きな壁面に使うと効果的だと思います。

海外輸入壁紙 THE　APARTMENT

次は、北欧モダンデザインとは打って変って、現代的な壁紙のご紹介です。
THE APARTMENT シリーズは、現代的で優雅な印象を与える壁紙です。

その中のいくつかをご紹介いたします。
見た瞬間のインパクトが強い！VENICEという壁紙です。

イタリア・ベニスを連想させるゴールドの連窓が力強いデザイン。
大人カッコイイを演出できそうです。
額装して飾ってもいいですよね。

THE APARTMENT より　MADISON（マディソン）。
このシリーズは都市名が商品名になっているものがあります。
それぞれの都市からインスパイヤーされたデザインが斬新で、海外輸入品のセンスの良さが伺えます。

縦のボーダーに横ラインが、ニューヨークの建物群を連想させるスタイリッシュなデザインです。

美しいゴールドとシルバーで円と直線を構成している、CASABLANCA。
地の濃いグリーンが、その形状を引き立たせています。
壁面一面をアールデコ調に一新できる大胆なデザインです。

THE APARTMENTは、不織布で、また下地によって不燃・準不燃認定になります。
また製品幅やリピート幅も確認が必要です。
規格の幅が５３ｃｍ程度と、一般的な国産の９０ｃｍ幅より狭くなっています。

最後に・・・

他にもまだまだ、たくさんのサンプル帳が在庫されていて、一日いても足りない。。。
楽しくて、毎日伺いたくなるくらい素敵なショールームです。
是非足を運んで、実物をご覧ください。
気に入った壁紙は、サンプルを頂くことができます。
皆さんのお気に入りを見つけて、お部屋の演出に活用していただければ幸いです。

tomita TOKYO  ショールームのHPはこちらからどうぞ。
予約制になっていますので、ご注意ください。 

www.tominet.co.jp